感情的にならないための4つのステップ

  • 相手になんて言ってやろう(言い負そう)とそればかり考えているけど、これって良くないよねとわかっている。わかっているけど、気持ちが収まらない。
  • 感情的になりそうな自分を感じて、なんとか踏みとどまっているけれど、ここから先どう動けばいいのかわからない。

そんな状態の時、あなたならどうしますか。

部下への対応や、取引先との交渉や、様々な場面でこのような状態になることがあると思います。コーチングのテーマとしても時々出てくるテーマです。

 

感情的になる

その時々の人生の局面、感情、状況から一歩離れる

このような状態の時、『7つの習慣』の下記の言葉が参考になるかもしれません。

「その時々の人生の局面、感情、状況から一歩離れて全体を捉え、バランスのとれたものの見方ができる。長期的、短期的な両方のスパンで物事を捉え、決断を下すことができる」

この文章を何度も繰り返し読んでいくと、少し冷静になってきませんか。

  • あー私はちょっと感情的になっていた
  • 気持ちが乱れたまま対応してはいけないよね
  • 短期的にしか状況を見ていなかった
  • 長期的な信頼関係を築くために、ここで一旦立ち止まろう

などと思い浮かべる方も少なくないかもしれません。

では、一旦立ち止まったとして、次にどうすればいいのでしょうか。

Win-Winの解決策への4つのステップ

立ち止まった後に何をするか、ここにも、お勧めしたいステップが『7つの習慣』の中に書いてあります。

  1. 問題を相手の視点に立って眺めてみる。相手のニーズや関心事を当の本人と同程度にあるいはそれ以上に理解しようとし、言葉にしてみる。
  2. 対処すべき本当の問題点や関心事(立場ではなく)を見極める。
  3. どんな結果であれば双方が完全に受け入れられるのかを明確にする。
  4. その結果に到達するための方法として新しい選択肢を見つける。

 

少し難しく感じる文章かもしれません。

問いかけの形にすると自分ごととして考えやすくなるので、私は上記の4つのステップをシンプルな質問の形に変換してみました。

  1. 相手のニーズや関心は何だろう?
  2. 対処すべき本当の問題点や関心事(立場ではなく)は何だろう?
  3. どんな結果であればWin-Winになれるだろうか?
  4. その結果に到達するためにはどんな選択肢があるだろう?

 

私は実際に上記の質問に答えながら自分の置かれている状況を考えてみたことが何度もありますが、

紙に書き出すと、

  • 長期的な信頼関係を大事にしようという想いが強くなる
  • 自分の方針が明確になる
  • 相手と対面した時にゆとりを持って対応できる

ことを経験しています。

感情的になっていると感じたら

一旦立ち止まって4つの質問に答えてみませんか。

自ずとあなたの方針が見えてきます。

あなたが、後で後悔することのないよう、信頼関係を築く手間をどうぞ惜しまれませんように。

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