部下育成について悩んでいるマネージャーのお話を聞くことが、コーチングでよくあります。
・なかなか本音を話してくれない
・部下が反発する
・ちゃんと話をしているのに相手になかなか伝わらない etc.
こういった課題を解決し、部下との関係性を良くしていくためには、上司は何をすればいいのでしょうか。
「まず理解に徹し、そして理解される」
良好な関係性を築くために何をすればいいのか詳しく書いてあるのが、『7つの習慣』の第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」です。
まず、人の特性を見ていくと、
「人間にとって肉体の生存の次に大きな欲求は、心理的な生存である。理解され、認められ、必要とされ、感謝されることである。 ー『7つの習慣』」
理解されたい、認められたい、必要とされたい、感謝されたいという感情は、人間として自然に沸き起こってくる反応です。
上司の「理解されたい」が強すぎると、一方的に自分の考えを伝えるだけになり、部下の「理解されたい」気持ちは脇に置かれてしまいます。
自分の言いたいことをいかに伝えるかよりも、まず「相手を理解しよう」という姿勢を持つことが、部下の心を開く環境作りになります。
そして、「相手を理解しよう」という姿勢は、部下の「理解されたい」「認められたい」の欲求を満たし、相互理解を深めていく土台になります。
体験から学ぶ
「頭ではわかるけど、実践はなかなか難しい…」と感じられる方へ
7つの習慣®実践会では、利害関係のない参加者同士で、7つの習慣を深めながら、共感による傾聴などの会話の演習をしていきます。
実際に体験することで、頭の理解から、経験を通しての実感の伴った理解へと変えていくことができます。
ちゃんと話を聞いているつもりでも、実際にやってみると、
・自分の過去の経験談をしゃべりたくなる
・アドバイスしてしまう
など自叙伝的反応をしてしまっていることに気づかれるかもしれません。
体感をすると、頭の理解から、経験を通しての実感の伴った理解へと変えていくことができます。
自覚が芽生え、日常の言動が変わり始めます。
次回、7つの習慣®実践会のご案内
毎月、7つの習慣®実践会を開催しています。
1章ずつ進むので、無理なく読んでいくことができます。
初めての方もいつでもWelcomeです。
7つの習慣(R)実践会のお申し込み・お問い合わせはこちらから。
■開催日時 2023年3月12日(日)9時~12時
●テーマ 「第5の習慣 まず理解に徹し編」