ベストライフコーチングでは、国際コーチング連盟(ICF)の
ACC、PCCを目指す方に向けたメンターコーチングを行っています。
ICFの資格には、ACC、PCC、MCCの3つの資格があります。
この3つの資格申請における共通要件が、「メンターコーチング10時間」です。
ベストライフコーチングのメンターコーチングでは、
「資格取得だけでなく、挑戦することの深い意義、
成長を感じ取れるようになること」
を目指しています。
国際コーチング連盟(ICF)では、メンターコーチを下記のように定義しています。
「資格を目指す人(メンティー)が希望するクレデンシャル・レベルで要求されているコーチング能力を達成し、実証するための専門的な支援を提供する人」
ビジネスやプライベートなどのさまざまなテーマについて通常のコーチングを受けることとは異なり、コーチング力の向上のために受けるコーチングがメンターコーチングです。
ICFの資格申請には、メンターコーチング10時間を必要としています。詳細はこちら
また、メンターコーチングの期間は、メンティーの内省と実践を可能にするために最低3ヶ月の期間を設ける必要があります。
本プログラムの概要
コア・コンピタンシーとPCCマーカー(ACCを目指す方には「ACC資格取得のための最低限必要なスキル」) を基軸としてプログラムを進めていきます。
各セッションではメンティー(メンターコーチングプログラムを受ける人)がコーチにコーチングをする時間も設けます。プログラムの後半では実際のセッションに対して松脇からフィードバックを行います。
松脇美千江
国際コーチング連盟マスター認定コーチ(MCC)
2002年、私は、あるデモコーチングを見ました。コーチは、ローラ・バーマン・フォートガンクさん(『生き方のコーチング』『なぜあの人ばかり出世するのか』の著者)、クライアントは日本人の経営者。
短時間で、クライアントの深い想い、今まで気づいていなかった真意に辿り着くコーチングが目の前で展開されました。
「どうやったら短時間でこんなに深いところまで行けるんだろう?」「どうしてローラさんはリラックスした雰囲気でコーチングができるんだろう?」
短時間ながらクライアントに深い内省を促し、ハッとなる瞬間を生み出すローラさんのコーチングは、それからずっと私の憧れとなりました。「リラックして深いコーチング」その世界に近づきたい、入りたいと、私のコーチとしての指針になりました。
ところが現実は、目の前のさまざまなto doに忙しく、長年、私はICFの資格取得を先延ばしにしてきました。
やっと重い腰をあげて挑戦してみると、「もっと早く挑戦すればよかった」と何度思ったか知れません。
挑戦の過程ではうまく行かずに凹むこともありましたが、今まで気づかなかった感覚、感じ取れていなかったことを掴み始めた感覚があり、その感覚は私の胸をジーンと静かな喜びで満たしていきました。
挑戦をすると、あるがままの自分の現実が見えてくるようになり、落胆することもあります。ですが、メンターコーチがいれば一人ではありません。うまく行かない現実に必要以上に自分を責めたり凹んだりすることなく、「今できること」に目を向けることができます。
それを繰り返していくうちに、しばらくしてふと振り返ると「自分のコーチングスキルやあり方が進化している」と気づける地点に辿り着くことができます。
このような私自身の経験から、このプログラムでは、資格を取得するだけでなく、資格取得にとどまらない挑戦の深い意義、自身の成長を感じ取れるようになることも目指しています。
学びは、コア・コンピタンシーを土台に、実際の審査項目であるPCCマーカーを中心にして進め、フィードバックも丁寧に行っていきます(詳細は体験者の声をご覧ください)。
私自身が、MCCに挑戦する際に心がけたのは、メンターコーチからのフィードバックとコア・コンピテンシー、PCCマーカーを突き合わせながら何度も繰り返し読んで改善することでした。
「まず自分の課題は何かを把握する→セッション中にそこを意識する→課題改善を実感する」この繰り返しで、効果性高くレベルを上げていくことができます。
あなたがコア・コンピタンシーを土台として、資格を取得し、あなたが目指す世界に入っていけるようにメンターコーチとして丁寧にサポートしていきます。
全10回 各回60分 (合計10時間)
213,400円(税込)
ご不明な点などありましたら、まずご相談ください。
メンターコーチングを受けられたNさんに、
メンターコーチングを受ける前後の変化、感想を伺いました。
ご本人の許可を得て、ご紹介します。
劇的に変わりました。特に前半のレクチャーで、「コア・コンピタンシー」一文の言葉を一つ一つに掘り下げていただきましたが、それがすごく学びになりました。
今までも各センテンスをいろいろな状況に合わせて理解していたつもりでしたが、一つの言葉を語源から深く掘り下げていくことで、一文の深さが自分の中にすんなり入ってきました。染み込んでいった感じです。
コーチング・フローの理解もすごく進みました。コア・コンピタンシーを理解することで、深いところでつながっていったなと思いました。
メンターコーチングを受ける前は、私はコーチングができているのかと不安に思う気持ちがありました。今は、セッションが終わったときに、コーチングができたと実感することができるようになりました。
コーチング・フローも、一連の流れが自分の中に落とし込まれた感じがあります。例えば、セッションの最後に、セッション全体を通しての気づきや学びを振り返る時間を作って、クライアントさんに言葉にしてもらう時間をとれるようになりました。それをすることにより、クライアントさんにとって良い時間になっているということが実感できるようになりました。そういう意味で、コーチとしての気持ちの変化は大きかったと思います。
今までは自分のことをコーチと名乗ることに、自信のなさや気恥ずかしさがあったのですが、今はそういうことも無くなりました。
コア・コンピタンシーの言葉の掘り下げで学びが深まったことです。
「今ここにあり続けて、微妙なニュアンスを聴き取る」という言葉は、メンターコーチングを始めた最初の頃にみちえさんからいただいた言葉です。自分の中では「これは私のテーマだなぁ」と思って、今も書いて貼っています。
それからセッションの中で15分間、私がみちえさんにコーチングするという時間がありました。それはすごい挑戦でした。そのセッションの後すぐにフィードバックをもらうことができ、大きな学びになりました。コーチングをしていく自信が持てるようになった要素かなと思っています。
自分のセッション録音を、PCCマーカーで振り返ると言う宿題が出ましたが、あれもすごく良かったです。メンターコーチングを受ける意味というか、それをやっていくことによって自分の進歩を自覚できるようになりました。
そして、実際のセッション録音をみちえさんに丁寧にフィードバックをしてもらえたことも、そういう機会はなかなかないので、ものすごく貴重なもので、とても良かったです。
そうですね。私はずっと自分がどういうコーチングをしていくのか、コーチとしての軸は何なのかということを迷っていましたが、それが見えてきた気がするのが1番大きな収穫でした。
コーチングの時間がクライアントさんにとって良い時間になると、それが良い影響として職場に広がる、そういうコーチングを目指していきたい、というのがはっきりとクリアになってきました。
以前は、どういう方にコーチングするのか、どういうスタイルを持つのか等々迷っていました。クライアントさんにとって本当に良い時間を作って、その影響が波紋のように周りに広がっていくようなコーチングをする、そんなコーチングを提供できるコーチでいたいと思うようになりました。その上で企業の皆さんに社外コーチとして関わっていけるようになりたいという想いが生まれてきました。
前半のコア・コンピタンシーの学び、後半のセッションに対してのフィードバックで、コーチングの学びが加速度的に深まったというのが私の体感です。ありがとうございます。
ICFでは、3つの資格の申請資格と要件を下記のように示しています。
申請資格:
・60時間以上のコーチング教育
・100時間以上のコーチング経験
要件:
・10時間のメンターコーチング
・パフォーマンス評価の合格(合格点)
・ICF Credentialing Exam の合格 (合格スコア)
*ACC資格の場合、メンターコーチは、PCCまたはMCCレベルで良好な状態の現在のICF資格保持者であるか、良好な状態でACCレベルにあり、資格を少なくとも1回更新している必要があります。
申請資格:
・125時間以上のコーチング教育
・500時間以上のコーチング経験
要件:
・10時間のメンターコーチング
・パフォーマンス評価の合格(合格点)
・ICF Credentialing Exam の合格 (合格スコア)
*PCC資格の場合、メンターコーチは、PCCまたはMCCレベルで良好な状態にある現在のICF資格保持者でなければなりません。
申請資格:
・200時間以上のコーチング教育
・2,500時間以上のコーチング経験
・PCCクレデンシャルの保持(または以前に保持していた)
要件:
・10時間のメンターコーチング
・パフォーマンス評価の合格(合格点)
・ICF Credentialing Exam の合格 (合格スコア)
*MCC 資格の場合、メンター コーチは、MCC レベルで良好な状態にある現在の ICF 資格保持者でなければなりません。
ご不明な点などありましたら、まずご相談ください。