心がモヤモヤとする、すっきりしない、心が晴れないとき、あなたはどうしていますか。
最近のコーチングセッションで、このような悩みを聴くことが重なりました。
「自分に誠実でない状態の時」にこのような気持ちになるのが共通しているようです。
自分に誠実
「誠実」と言う言葉は、少しわかりにくいのですが、『7つの習慣』の中にこういう言葉があります。
「誠実さとは「自分自身に価値を置くこと」である。」
この文の意味、すぐにはよくわかりませんね。
そこで、誠実 integrity を英英辞典を調べてみると、
the quality of being honest and strong about what you believe to be right
とあります。
自分が正しいと信じていることに対しての正直さ強さの質
コーチングでお話を聞いていると、自分が正しいと信じていることに対して妥協してしまっている場合がほとんどでした。
自分が正しいと信じていることに正直でない、自分が正しいと信じていることがわからなくなり弱くなっている状態。
例えば、
- 人の目が気になり、そちらになんとか合わせようとしている
- 自分の価値観に合わない仕事を収入のために続けている
- 自分の想いをはっきりと伝えていない
- 他者の期待に応えようとして自分の目指す姿がわからなくなっている etc.
それぞれの状況や、要因は異なるのですが、共通しているのは、コーチングで話をしていくにつれて、「自分の本当にありたいあり方、考えなどにたどり着くと、セッションの最後には心が軽くなる」ということでした。
心に問いかけて、答えが出てくるのを待つ
心がモヤモヤとしたら、自分に問いかけてみませんか。
「私は自分に正直だろうか?」
「私は自分が正しいと思っていることを強くそう思っているだろうか?」
すぐには答えは出てこないかもしれません。
けれど、考えていくうちにその問いは、あなたの行く道の先を示すランプとなって、あなたが自分に誠実に生きる道へ軌道修正してくれます。
あなたが自分に誠実に生きられますように。