「年度末に向けて気忙しくなってきた」
「新型コロナの対応で落ち着かない」
「新年度の準備で忙しい」
年明けの今の時期、このような感覚で過ごされている方は少なくないのではないでしょうか。
コーチングをしていると、不思議と、同じような時期に、切り口は違うものの本質的には同じことをクライアントの方々が話されることがあります。
最近、「忙しさのあまり頭の中がバタバタしてしまう」とよくお聞きします。
頭の中が、と書いたのは、実際にはそうではないのに、頭の中で実際よりもバタバタと忙しく感じてしまうという意味です。
例えば、
「実際の仕事量よりも、頭の中で妄想が膨らみ、その大きさに圧倒されていた」
「感情的に動揺して、落ち着きをなくし、周りまで巻き込んでしまった」 など。
忙しい時の大切な心構え
こんな時、大切な心構えはどのようなことでしょうか。
クライアントのお話を聞きながら、そして、私自身も経験したことから感じるのは、次の2つです。
1. まずは、心を落ち着かせる
例えば、深呼吸をする、一旦机から離れて近くを歩いてみる
2. ありのままをよく観察する・ ありのままの状態を把握する
例えば、
起きたことを言葉にする(誰かに話す、紙に書き出すなど)
想定されるto do を全部書き出す
まずは15分やってみて、実際の仕事の規模感を把握する
この2つをやってみると、心が落ち着いて、頭と心が解放されてきます。
浅くなった息が深くなって、全身に入っていた力が抜けて、楽になってきます。
どうぞ忙しいこの時期、心を落ち着けて、元気に過ごされますように。