「すぐに答えを出したいのになかなか出てこない。焦りや不安を感じる」
このような経験は多くの方にあるのではないでしょうか。
コーチングのテーマでも、同じテーマが何度か続くことがあります。
一度答えが出て、行動してみる。けれど、うまく行かず、また同じことで悩む。
このような状態がしばらく続く状態です。
では、この状態が悪いのかというと、そうではありません。
答えが出ずに試行錯誤しているクライアントの方は、紆余曲折を経て、やがて本質的な答えを見つけ出していきます。
ここに辿り着けたら、吹っ切れて気構えが違ってきます。
How toを探しているうちは迷いが続きますが、本当に目指す先が見えると、そこを目指して淡々と進み始め、手応えを感じ始めます。
そのようなクライアントの話をコーチとして何度も伺ってきました。
大事なのは「何のために」
あなたの悩みの先にある、あなたの究極の目指すものは、何でしょうか?
考えに考えて辿り着くのは、会社のミッション、あるいは、その方のその仕事をする上でのミッションだった、ということがよくあります。
そこに至れば、
- このミッションのために、この決断をする
- このミッションのために今は我慢する
など自分の判断が揺るがなくなっていきます。
何のためにこの仕事をしているんだろう?
すぐに答えは出なくても、時間をかけてでも見つけていく
悩んでいるときに大事なのはそういう決意かもしれません。