ベストライフ・コーチングでは、ICFの資格取得を目指す方にメンターコーチングを提供しています。
メンターコーチングを受けられたNさんに、メンターコーチングを受ける前後の変化、感想を伺いました。ご本人の許可を得て、ご紹介します。
メンターコーチングを受ける前と後とではどんな変化がありましたか?
・コア・コンピタンシーの理解
劇的に変わりました。特に前半のレクチャーで、「コア・コンピタンシー」一文の言葉を一つ一つに掘り下げていただきましたが、それがすごく学びになりました。
今までも各センテンスをいろいろな状況に合わせて理解していたつもりでしたが、一つの言葉を語源から深く掘り下げていくことで、一文の深さが自分の中にすんなり入ってきました。染み込んでいった感じです。
コーチング・フローの理解もすごく進みました。コア・コンピタンシーを理解することで、深いところでつながっていったなと思いました。
・気持ちの変化
メンターコーチングを受ける前は、私はコーチングができているのかと不安に思う気持ちがありました。今は、セッションが終わったときに、コーチングができたと実感することができるようになりました。
コーチング・フローも、一連の流れが自分の中に落とし込まれた感じがあります。例えば、セッションの最後に、セッション全体を通しての気づきや学びを振り返る時間を作って、クライアントさんに言葉にしてもらう時間をとれるようになりました。それをすることにより、クライアントさんにとって良い時間になっているということが実感できるようになりました。そういう意味で、コーチとしての気持ちの変化は大きかったと思います。
今までは自分のことをコーチと名乗ることに、自信のなさや気恥ずかしさがあったのですが、今はそういうことも無くなりました。
メンターコーチングの中で何が良かったですか?
最初のレクチャーの部分がよかったです。コア・コンピタンシーの言葉の掘り下げで学びが深まりました。
「今ここにあり続けて、微妙なニュアンスを聴き取る」という言葉は、メンターコーチングを始めた最初の頃にみちえさんからいただいた言葉です。自分の中では「これは私のテーマだなぁ」と思って、今も書いて貼っています。
それからセッションの中で15分間、私がみちえさんにコーチングするという時間がありました。それはすごい挑戦でした。そのセッションの後すぐにフィードバックをもらうことができ、大きな学びになりました。コーチングをしていく自信が持てるようになった要素かなと思っています。
自分のセッション録音を、PCCマーカーで振り返ると言う宿題が出ましたが、あれもすごく良かったです。メンターコーチングを受ける意味というか、それをやっていくことによって自分の進歩を自覚できるようになりました。
そして、実際のセッション録音をみちえさんに丁寧にフィードバックをしてもらえたことも、そういう機会はなかなかないので、ものすごく貴重なもので、とても良かったです。
メンターコーチングが始まってからの成長過程で、最大の学びは何ですか?
そうですね。私はずっと自分がどういうコーチングをしていくのか、コーチとしての軸は何なのかということを迷っていましたが、それが見えてきた気がするのが1番大きな収穫でした。
コーチングの時間がクライアントさんにとって良い時間になると、それが良い影響として職場に広がる、そういうコーチングを目指していきたい、というのがはっきりとクリアになってきました。
以前は、どういう方にコーチングするのか、どういうスタイルを持つのか等々迷っていました。クライアントさんにとって本当に良い時間を作って、その影響が波紋のように周りに広がっていくようなコーチングをする、そんなコーチングを提供できるコーチでいたいと思うようになりました。その上で企業の皆さんに社外コーチとして関わっていけるようになりたいという想いが生まれてきました。
ありがとうございます。今日はメンターコーチングの感想を聞かせてもらってありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。良い振り返りになりました。前半のコア・コンピタンシーの学び、後半のセッションに対してのフィードバックで、コーチングの学びが加速度的に深まったというのが私の体感でした。ありがとうございます。
コア・コンピタンシーの理解が深まって染み込んでいき、コーチング・フローも自然に活用できるようになった、コーチとしての存在意義も感じられるようになった、というNさんの感想を聞いて、私も大変嬉しく思いました。
コーチングをブラッシュアップしていく過程では、いいセッションができた時もあれば、そうでない時もあります。弱気になる時もあります。でも、それも挑戦しているからこそ。そのプロセスに価値があります。
このプロセスを経て「クライアントと共にいる共感者、観察者として私は存在しているか?」と、自分自身を観るもう一人の「私」が立ち上がってくるようになります。
Nさんの今後のご活躍を楽しみにしています。