何でも話せる安心感、言葉になっていない想いまでも聴き取る力で、
あなたの明確な意志や決断力、可能性を引き出す
「エグゼクティブコーチ」の松脇美千江です。
最近、1on1ミーティングについて
テレビや雑誌で取り上げられているのを
よく目にするようになり、
コーチ型マネジメントの効果に目を向ける
企業や組織が増えているのを
肌で感じられるようになってきました。
コーチ型マネジメントを実践するには
まずは研修で、理論を学び、ワークを何度もやった上で
実施することになりますが、
私がコーチ型マネジメント研修をする際には
いきなりコーチングをするのではなく、
◽️コーチングしやすい環境を作ること
を最初にやっていただくようお伝えしています。
具体的には、
◽️「雑談を増やす」
ことを、コーチング実施前に
皆さんにやってもらうようにしています。
以前、こんなことがありました。
マネージャーになりたてのその方は、
どこからマネジメントをしていけばいいのか
途方に暮れていました。
ですが、雑談だったらすぐにできます。
そこで、その方は、自分の話せるネタを
準備して、チームメンバーに声をかけ始めました。
例えば、
「先週の日曜日は息子とキャッチボールしたんですよ。
○○公園で。久しぶりに身体動かして気持ちよかったよ。
○○さんはいつも日曜日は何してるの?」
と、まず自分のことを簡単に話して、
相手の話をよく聴くように努めました。
すると、仕事でしか知らなかったその人の個性や
趣味などが見えてきて、親近感が増し、
結果として仕事の話がとてもしやすくなったそうです。
また、雑談の中で、簡単な報・連・相も
済んでしまうことが何度も起きるようになってきました。
こういう環境が整った上で、
コーチングに入ると、部下の方も
信頼して話をするようになります。
研修で学んだから、じゃあ、すぐにコーチングを
取り入れようとすると、
上長は「コーチングをしている」という意識、
部下は「コーチングを受けている」という意識で
双方、緊張してしまうことがあります。
まずは日頃からコミュニケーションの量を増やすことを
意識することから始めてみてはいかがでしょうか。
これが土台にあれば、
コーチ型マネジメントの効果が確実に出てきます。
■7つの習慣(R)実践会
by 松脇美千江 (7つの習慣(R)アカデミー協会 マスターファシリテーター)
世界で3000万部発行されている『7つの習慣』。
この本には、人としてどんなことを習慣にすると成長できるのか、
チームで力をあわせるにはどんなことを習慣にするといいのか
体系立って書かれています。
分厚い本ですが、少しずつ読んでいくので初めての方も気軽にご参加ください。
ワークをしながら自分ごとに落とし込んで学びを深め、実践につなげていきます。
日程: 2019年6月16日(日)9時~12時
テーマ:「第7の習慣 刃を研ぐ」
料金:5400円(税込み)
zoomで開催していますので、全国どこからでも参加できます。
zoomについて初めての方には会議室の入り方など詳細をご連絡いたします。