部下育成がうまくいかない理由と根本の考え方

こんにちは。エグゼクティブ・コーチの松脇美千江です。

部下育成がうまくいかないへ、同じような悩みを抱えていたYさんの事例を通して、何を変えれば部下が育つようになるのかについてご紹介します。

部下が失敗した時、間違った時、あなたはどうしていますか?

「私はちょっと状況が揺れたくらいで、すぐ注意してしまうんです。圧倒的に口が出る。自分でやった方が速い。でも、これでは部下は育たないですよね・・・。」

と悩んでいたYさん。

Yさんは、部下育成をテーマにコーチングを受けることにしました。(以下はYさんの許可を得て、掲載しています)

Yさんは、試行錯誤を繰り返したある日、こんな一言が言えるようになりました。

「私が質問して部下が話す、質問して部下が話すを繰り返すと、部下が考えたり、発想を広げていくのがわかるようになりました。 部下育てってこういうことかな」

Yさんの話す声には、嬉しさと安堵感が載っていました。

根気あるコミュニケーション

Yさんの変化を支えたのは、「あり方」を変えたいという想いでした。

部下を注意して速攻で問題を解決をする上司から、問題解決と部下育成を同時に行なっていく上司のあり方へ。

あるべき姿を意識したYさんは、

・部下をより観察する ・声がけを増やす など行動を変えていきましたが、

一番の変化は ・指示命令で終わっていたコミュニケーションを、根気あるコミュニケーションへ変えていったことでした。

根気よくコミュニケーションをとるのは骨が折れ、時間もかかります。

しかし、方向性や目的、長期的効果から考えると、「遅いは速い」のです。

「人との関係を効率で考えることはできない。モノは効率で考えられるが、人に対しては効果の観点から考えなければならない」ー 『7つの習慣』

他者との関係、部下育成においては「効率よりも効果」で考える

このパラダイム(ものの見方・考え方)は、今まで慣れ親しんできた「全てを効率、生産性の視点で考える」パラダイムとは大きく異なります。

新しいパラダイムへの変換はそう簡単ではありません。

Yさんは、諦めずにパラダイムを変えていきたいと、コーチングのセッションの度に、どうすれば部下が育つのかについて話されていました。

「部下育てってこういうことかな」

失敗しながらも行動してきた人からこそ言えた言葉には、重みを感じます。

部下育成について、効率と効果、どちらに軸足を置いているか、自分の根本のパラダイムから考えてみませんか。

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